
【命店録🗞️】代田「邪宗門」
下北沢の賑わいから、いい距離感を保ち存在する喫茶店「邪宗門」です。

荻窪にも邪宗門という喫茶店があった気がします。同じお店なのかな。こちらのお店は60年前からあるそうです。父から子へ継いでいるみたいで90歳のお父様もたまにお店に顔を出してくれるそうです。

店内にはランプシェードやカメラや鉄砲、その他色々なものが所狭しとディスプレイされてました。聞くと店主のお父様の趣味だそうです。カメラは撮らないけど、写真機が好きでカメラを集めていたそう。Leicaカメラが数台ありました。

珍しいものを見つけて店主さんに使えるのかどうか聞いたら電源をつけてくださりました。壊れてるんだよね〜なんて言いながらも奇跡的に一曲聴けて感動しました。僕たち世代がアンティークを愛するのは過去への憧れといった点で何となくわかるんですけど、上の世代の方が当時使っていたものを大切にされているのって案外見ないんです。もう店主様もおじいさまですが、古くからあるものを大切に保管してくださってるあたりに深い愛を感じました。この機械を修理するお店が日本で1店舗だけあるそうで、なかなか予約が取れないそうです。マスターの修理に出したいな〜って何気ない一言で僕は結構感動しました。昭和歌謡のレコードが中には何枚も入ってましたよ。ジュークボックスていうんですかね。

珈琲は注文度に淹れてる感じではなさそうでしたがとても美味しかったです。深煎りの大好きな味でした。
帰り際に店名の由来を教えてくださりました。「邪宗門」宗門というのが宗教という意味でそれに邪がついてます。キリスト教のことを指していたみたいです。店内には本物の踏絵まであり驚きました。
お店の歴史もあるので、森鴎外の娘さんがこのお店で作業をしていた〜とかアニメの聖地になっている〜だとか短い会話の中でも面白そうなお話が沢山聴けました。
暖かいお店でした。また訪れたいと思います。