「立ち話」に心が動く
暖かい日が続いていると思えば明日からは急に冷え込むらしい。今日はお昼過ぎから夜までスタジオに入って22時頃外に出たら雨が降っていた。大学を卒業するまで僕は本当の雨男だったのだが、東京に来てからは本物の晴れ男になった。スタジオの向かいにはスーパーがあるので、買い物してれば雨は止むだろうと相方に告げて夕飯を買って外に出たら晴れていた。怖いだろう。JANOのライブは雨降りませんよ。傘はいりません。
買い物を終えてからはいつもの2人の分かれ道で立ち話をして帰った。僕たちには未来の話をする分岐点がある。そこではいつもあーだこーだ語り合って解散する。嬉しい話も悲しい話も沢山してきている。今日は明るいみらいの話をして解散した。
僕は立ち話がすごく素敵だと思っていて、自分がしてる時間も好きだし、誰かがあと一歩でそれぞれの帰り道なのにそこで語り合ってるのを見るのも好きだ。心がとにかく温まる。後一歩で帰れるのに、そこで話している尊さ。帰りたいと思ってる人も半分くらいいるかもしれないけどね。
相方と別れて帰り道、空を見上げたら今年一番の綺麗な星空をみた。直前には雨も降ったし気温も低いから星がすごく綺麗に見えた。明るい未来の話をした後だったから、宇宙に歓迎されているかのようで嬉しかった。道路に沿った木々の隙間から、溢れた青い光を見つけた瞬間もとても心が動いた。信号機の青だった、なんてオチになると思った方多かったんじゃないでしょうか。僕が見つけたのは本物の青い星でした。